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投票に行ったほうがいいと考える,(e)なりの理由

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皆さま,twitterでたびたび「原稿でございます!」とお騒がせしている(e),(e)でございます.もうすぐ投票日,投票日でございます.投票日,投票日をよろし(以下略

EditNetプリンテックでは,大きな選挙が近くなるとtwitterやwebページなどで,選挙をネタにしたコメントを流すことがあります.また,今回も投票日の前からwebページの背景を投票箱をモチーフにした柄に変更しました.

念のため説明させていただくと,当社は会社としてはいずれの政党や政治団体とも距離を置く方針をとっています.しかし政治そのものは私たちの生活と深くかかわる身近な話題ですので特にタブーにはなっていませんし,従業員・役員が会社と関係なく政治に関わることは自由です(関わらないのも自由です).

twitterやwebなどでの発信は,このようなことを意識しながら,基本はネタ,一応投票率の向上に少しでもつながるとよい,という考えのもとに行っています.

なお,このような場合によく話題になるのが「会社の公式見解か?」という話ですが,事業と直接関係がなく,会社の権限でもないことについて公式見解も何もないだろう...というのが社内の通説になっています.従ってこの内容はタイトルのとおり,twitterやwebを主に担当する(e)の個人的な見解である,ということになります.いちいち断るまでもありませんが.(もっとも,会社の方向性は会社の従業員・役員が形づくっているので,社会に対する各人の考え方がところどころ会社の事業活動にも反映される,ということはあります.)

※この記事は,2014年12月にwebサイトに掲載したものを一部加筆修正したものです.

投票に行ったほうがいいと考える,(e)なりの理由(1)

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EditNetプリンテックは,ご承知のとおり同人誌印刷の会社(厳密には事業部門)であり,会社全体(EditNet株式会社)でみれば,インターネットのプロバイダの会社でもあります.これらはいずれも,考え方の多様性をベースにした個々人の情報発信を発展させることのできる道具です.

同人誌にしてもインターネットにしても,多様で自由な情報の発信ができる社会が成り立つ条件は,民主主義が成り立つ条件と大きく重なります.国民と政治家の間に適切な緊張関係が存在し,国民自身の努力によって自由を維持していくことが重要です.選挙での高い投票率は,この緊張関係を政治家に常に意識させることになります.

投票に行ったほうがいいと考える,(e)なりの理由(2)

選挙になるとマスコミや候補者によって争点が設定され,その是非を問うものとみられがちですが,私たちの社会がどうあるべきかという普段からのテーマについても,主要な政党の間で考え方はずいぶん異なっています.

例えば,多様な表現が生まれてくる土壌は,人々の多様で自由な生き方を認め合う土壌と重なり合います.家族のあり方,社会での生き方をみても,社会にはいろいろな考えがありますが,それを広く受け入れるかどうかは,主要な政党の間でも温度が分かれているようです.

選挙はこのようなテーマについて,私たちがどの考え方に近いかを示す機会でもあります.さらにいえば,どのテーマを重視するかは人によって違うのですから,選挙の「争点」は一人一人が自由に決められるし,誰も教えてくれなければ自分で見つけられます.

投票に行ったほうがいいと考える,(e)なりの理由(3)

日本は世界の中で,人口の増減と経済規模の増減が強く関連する傾向にあり,それは大災害や戦争を経ても変わらなかったという経済学者の研究があります.人口が増えているときは人口以上に経済が拡大し,減っているときも人口減以上に経済が縮小するということです.

この傾向が変わらない限り,「人口が減っても1人あたりの豊かさを維持すればよい」ということは,実際には難しいことになります.

では,人口を維持するにはどうすればよいか.「雇用・就労における男女の格差が少ない国のほうが,出生率は高い」ということは,学術的にはすでに通説になっています.

これらの課題は若年層のニーズにどれだけ政策が対応できるかという話になりそうですが,政治家も当選のためには投票に行く世代への「お訴え」が主になります.投票率は一貫して若年層が低く,高齢になるほど高い傾向です.ただでさえ若年層の人口比率は低下しているのですから,その意味でも若い人ほど投票に行くほうがよさそうです.

投票に行ったほうがいいと考える,(e)なりの理由(4)

投票用紙には,あの「ユポ」が使われています.(ユポは商標です.)