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2色カラー・単色カラー

2色プリント見本

プリンテックDIYの大きな魅力の1つが,片面1枚10円の2色カラー・単色カラーです.白黒コピーと同じ予算で,ペーパーはもちろん,コピー本も色刷りで作れます.

プリンテックDIYは従来,コニカミノルタとリコーのプリンタを使っていましたが,コニカミノルタのプリンタは年数が経過したため引退となりました.今後しばらくはリコーのプリンタをご利用ください.

2色カラー(リコーのプリンタ)

2色カラーは紙原稿・データ原稿の両方に対応し,「黒+色」の2色コピー(プリント)です.色の組み合わせは以下のとおりです.

データ出力(簡易2色)

簡易2色とは,原稿の黒部分を黒,色のついた部分を指定した色に分ける機能です.

  • 黒+シアン
  • 黒+マゼンタ
  • 黒+イエロー

出力する色は原稿の色に関係なくコピー機で出力のたびに変えられます.このため,同じ原稿から色の違う2種類の本を作ることもできます.

「はっきりと(黒以外の)色がついたところは色版,黒で描いたところは黒版」という分版になります.ただし,薄い色版はグレイで表現されるなど,実際にプリントしてみるまで仕上がりを完全に予測できません.

データ出力(指定2色)

指定2色とは,機械に送られてきたデータをCMYKの4色に分解したうえ,そのうち任意の2色だけを出力する(残りの2色を出力せずに捨ててしまう)機能です.

例えば「シアン+マゼンタ」の組み合わせを使うと黒は出ませんが,C100+M100の部分は濃紫になるので文字にも使えますし,漫画の部分をCからMにかけて塗ることができます.「黒+イエロー」などは,小説本の本文にも比較的みられる使い方です.

  • シアン+マゼンタ
  • シアン+イエロー
  • シアン+黒
  • マゼンタ+イエロー
  • マゼンタ+黒
  • イエロー+黒

簡易2色との違いは,色ごとの濃度が原稿に比較的忠実(ただし,出力されるのはCMYKのうち2色だけ)ということです.

簡易2色と異なり,原稿にない色を出力することはできないため,最初から使う色を決めて原稿を作っておく必要があります.

紙原稿のコピー

紙原稿の2色コピーは,1枚の原稿を2色(黒+色)で作ります.原稿の黒い部分,黒以外で着色された部分の2つ,それぞれ1色ずつ指定した色でコピーできます.

例えば「原稿の黒い部分はマリンブルー,色の部分はピンク」「原稿の黒い部分は黒,色のついた部分はグリーン」というように設定できます.

色は機械に最初から12色登録されています.それ以外にもCMYKの数値を自由に指定して登録することができるようですが,この手の特殊機能に興味のある方はプリンテックDIYがいかにもすいていそうな日にご来店の上,従業員が暇そうにしているときにお申しつけください.

紙原稿の場合,原稿を読ませるたびに色の設定を変えることができるようです.ただし,面付けが済んだもののコピーでないとできないため,データ原稿を一度プリントしたもののコピーなど,使い方は少し制約されます.

単色カラー(リコーのプリンタ)

単色カラーは紙原稿のみ使える機能で,黒を含めて12色から選べます.原稿は黒で作成し,黒のかわりに指定した色でコピーされます.

最初から登録されている12色以外に,CMYKの値を自由に指定して登録できるようですが,そのような不思議な機能に興味のある方は,プリンテックDIYがすいている日を選んでご来店のうえ,暇そうにしている従業員にお申し付けください.

データでの「単色カラー」

単色カラーは紙原稿だけですが,データで類似の表現をするには,次のような方法を使います.

一度紙に出力する方法
黒1色で作った原稿を一度紙に出力し,それを紙原稿にして単色カラーでコピーする方法です.若干画質は落ちますが,選べる色の範囲は広いです.
指定2色で出力する方法
原稿をCMYKのうち任意の2色で表現できる色(C50+M100, C100+Y50など)だけで作り,指定2色の機能で出力する方法です.これで実質的に単色プリントができます.CMYKの3色以上にまたがる色でない限り,この方法がおすすめです.(原稿にない色は出力できないので,例えばC100+M50でプリントしたい部分は,原稿もその色で塗っておく必要があります.)

ご注意

・2色カラーや単色カラーはコピー機による簡易な手法で色を表現しているため,印刷で色インキを使った場合とは表現が異なります.

・データで出力する場合,出力する色の設定(2色,単色)は,1回の出力操作で全体に対してしか設定できません.自動製本で本を作る場合,本文の最初から最後まで同じ設定でしかプリントできません.(表紙は別の操作で先に作るため,表紙と本文は別々にできます.)紙原稿の場合,色の設定を途中で変えることができるようですが,自動面付け機能との併用ができないため,面付け済みの原稿のコピーか,一度プリントアウトしたデータ原稿のコピーなど,使えるパターンが少し制約されます.

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